
海外でスペイン語を学びたい、異文化の中で成長したい、そんなあなたにぴったりなのがスペイン留学です。
この記事では、スペイン留学を成功させるために必要なビザの種類、申請手続き、書類の準備から、留学費用、医療保険、現地での生活情報まで、最新の情報をもとにわかりやすく解説します。
特に「90日以上スペインに滞在する方」や「学生ビザの申請を検討している方」には必読の内容です。また、2024年7月15日から事前予約制となったビザ申請の最新ルールにも対応しています。
本記事を活用して、スペイン留学の夢をスムーズに実現させましょう!
※この記事では、以下のサイトを参考にしています。
在日スペイン大使館 領事部
インタースペイン留学センター
スペイン留学の魅力とメリットを知ろう
スペインは、情熱的なフラメンコ、美しい建築、陽気な人々、そして世界的に評価されるスペイン語教育の質で知られる国です。
はじめに、スペイン留学の魅力とメリットを紹介します。
世界第2位のスペイン語話者国で「本場の言語」を学べる
スペイン語は、世界で4億人以上の人が話すグローバル言語です。
特にサラマンカやマドリードでは、訛りが少なくクリアなスペイン語が話されることで知られています。
芸術・文化・歴史に囲まれた学びの毎日
スペインにはガウディ建築が並ぶバルセロナや、アンダルシア文化が色濃く残るセビージャ、学生の街サラマンカなど、学びながら歴史と文化を体感できる都市が多数あります。
言語だけでない「スペインを構成する要素」を、日常生活の中で体験できるでしょう。
多彩な留学スタイルが選べる
語学学校での短期集中コースから、大学進学、ダンスや料理との組み合わせプログラムまで、目的に応じた柔軟な留学スタイルが選べます。
- スペイン語 + フラメンコ
→ セビージャやマドリードで人気。語学学校+フラメンコ教室の併設プログラムあり。 - スペイン語 + ギター(フラメンコギター/クラシックギター)
→ グラナダやコルドバなど、伝統音楽に強い地域で受講可能。 - スペイン語 + 美術/アート
→ バルセロナやマドリードのアートスクールで、絵画や陶芸、写真を学べる。 - スペイン語 + 料理(スペイン料理/パエリア/タパスなど)
→ バレンシアやサン・セバスティアンでの美食体験+語学が人気。 - スペイン語 + インターンシップ/ボランティア
→ NGOや観光、教育系の団体で実地経験を積みながらスペイン語を実践。
自分に合ったプログラムを選べるのが魅力的!
欧州・ラテンアメリカ留学のハブとしても魅力
シェンゲン協定内での旅行がしやすく、フランスやイタリアなどへの小旅行も気軽。将来的に中南米での活動を目指す方にとっても、スペインは絶好のステップになります。
スペイン留学に必要なビザの種類と違い
スペインに90日以上滞在して学ぶ場合、必ず学生ビザ(Estancia por estudios)の取得が必要です。
ビザの種類は滞在期間によって分かれ、手続きや必要書類が変わってきます。
90日以内の短期留学:ビザは不要
日本国籍の方がスペインに90日以内滞在する場合、学生ビザの取得は不要です。
ただし、滞在目的が明確であること、帰国日までの航空券や滞在先情報が求められることもあるため、準備は怠らないようにしましょう。
短期学生ビザ(SSU):91日~180日滞在
短期学生ビザ(SSU)は、91日から180日までスペインに滞在する場合に必要なビザです。
- 原則、コース期間に応じた滞在が許可される(自動的に180日ではない)
- 現地での延長は不可
- 語学コース・研修・研究・ボランティア活動が対象
- 留学終了後、速やかに帰国することが前提
長期学生ビザ(SLU):181日以上滞在
長期学生ビザ(SLU)は、半年以上スペインに滞在する留学に必要なビザです。主に以下のような場合が該当します:
- 大学・大学院への進学、長期語学留学
- インターンシップや研究活動の長期参加
- ボランティアや学生交換プログラム
このビザでは、スペイン入国後1ヶ月以内に「外国人身分証(Tarjeta de Identidad de Extranjero)」の申請が義務付けられます。
学生の家族もビザが必要
学生本人と一緒に滞在を希望する配偶者や子どもには、家族用の学生ビザ(非就労)が発行されることがあります。
ただし、労働許可は含まれておらず、生活費や保険も別途証明する必要があります。
スペイン留学ビザ申請に必要な書類一覧【完全チェックリスト】
スペイン留学で91日以上滞在する場合、学生ビザの申請が必要です。申請には、多くの書類を正確に揃えることが必須です。
以下に、短期(91〜180日)・長期(181日以上)共通の必要書類と、長期ビザ限定の追加書類を一覧でまとめます
共通で必要な書類(短期・長期ビザ共通)
- 査証申請書
– 正式なビザ申請書に必要事項をすべて記入し、パスポートと同じ署名を記入。 - 証明写真(3.5cm×4.5cm程度)
– カラー写真、背景白、顔が正面を向いたもの。 - パスポートとそのコピー
– スペイン入国日から1年以上有効なもの。
– 少なくとも余白ページが2枚以上必要。 - 入学許可証(原本+コピー)
– スペインの認可された教育機関で、週20時間以上のフルタイムコースへの入学を証明。
– コース名、期間、授業日程、授業時間数が明記されている必要あり。 - 医療保険証明書(原本+コピー)
– スペインで認可された公的・民間保険会社(例:ASISA、DKV、Innoinsure)の保険。
– 治療費全額・限度額無制限・滞在全期間をカバーしていること。
– 英語またはスペイン語で記載。 - 経済能力の証明
– 月額IPREM(約537.84ユーロ)以上の生活費を支弁できることを証明。
– 以下のいずれかの書類を提出: - 銀行口座残高(直近3ヶ月の明細+名義ページ)
- 給与明細・年金記録(直近3ヶ月)
- 不動産の所有証明
- 親または配偶者のサポート証明(+戸籍謄本など) - 住民票の写しとコピー
- 航空券の予約確認書(短期ビザのみ必須/未成年者は不要)
- 渡航同意書(未成年者)
– 18歳未満の方が単独、または片親と渡航する場合、非同行の保護者の公証付き同意書が必要。
短期(91〜180日)の方はここまででOK!
長期ビザ(181日以上)で追加される書類
- 健康診断書(原本)
– 「2005年の国際衛生規則に基づき、公衆衛生上の重大疾患がない」ことを証明。
– 発行から3ヶ月以内、有効な医療機関によるもの。 - 無犯罪証明書(原本)
– 過去5年間に居住した国の警察当局が発行。
– 外国発行書類にはアポスティーユ認証+スペイン語訳が必要。
長期の方は、この2つも揃える!
家族を帯同する場合に必要な書類(家族分)
– 申請書・写真・パスポート・医療保険・無犯罪証明書・健康診断書など、本人と同様の書類一式
– 婚姻証明書や出生証明書などの親族関係証明書類(スペイン語訳+認証付き)
ビザ申請は「本人が直接」提出すること
- 在日スペイン大使館領事部(東京)で手続き
- 2024年7月15日からは事前予約制となっています(要Web予約)
- 審査期間:約1ヶ月(最大2ヶ月)
○スペイン留学ビザ申請の流れと注意点
スペイン留学ビザの取得には、準備から取得まで1〜2ヶ月以上かかることが一般的であるため、余裕をもって手続きを進めることがスムーズな留学スタートのカギになります。
ここでは、スペイン留学ビザの基本的な申請ステップと、よくある注意点・落とし穴をまとめます。
スペイン留学ビザ申請の基本ステップ
- 留学先を決定し、入学許可証を取得
– スペインの語学学校や大学に申し込み、入学許可証(正式な証明書)を取得。 - 必要書類をすべて準備
– 前項で紹介したビザ申請書・写真・パスポート・医療保険・経済証明などを揃える。
– 書類に不備があると、審査がストップするため要注意。 - スペイン大使館に「事前予約」を取る(2024年7月以降)
– 在日スペイン大使館領事部(東京)の公式サイトから事前予約が必要。
– URL: https://www.exteriores.gob.es/Embajadas/tokio - 予約日に大使館へ出向き、本人が書類を提出
– 代理提出は原則不可。未成年の場合は親権者の同伴が必要。
– 面談を求められる場合もあり。 - 審査期間:約1ヶ月(最長2ヶ月)
– 必要に応じて追加書類や修正依頼、面談の通知が来ることもある。 - ビザの発給とパスポートの受け取り
– 通知から1ヶ月以内に大使館でパスポートを受け取り。
– 査証内容に間違いがないか、その場で必ず確認! - スペイン入国後の手続き(長期ビザの場合)
– 滞在が6ヶ月を超える場合は、1ヶ月以内に現地警察署で「外国人身分証(TIE)」を取得。
よくある注意点と落とし穴
- 早すぎる申請はNG
– 出発希望日の90日以上前には申請できません。
– 推奨される準備開始時期は「出発の約4〜5ヶ月前」。 - 書類のスペイン語翻訳・認証が必要な場合あり
– 無犯罪証明書や一部の証明書は、アポスティーユ+スペイン語訳が必須。 - 健康診断書・保険証明の有効期間に注意
– 発行から3ヶ月以内である必要があります。 - 申請書に記入ミスがあると再提出に
– 特にサイン・パスポート番号・滞在期間などは慎重に。 - 査証が否決されることもある
– 理由は通知されますが、再審査請求またはマドリード高等裁判所への訴訟も可能です。
ビザ申請サポートを活用するのもおすすめ!
- e留学スペインやインタースペイン留学センターでは、留学申込者向けにビザ申請サポートを無料提供しています。
- 書類チェックやアドバイスを受けられるので、初めての方には特に心強い味方になります。
スペイン留学の費用と経済能力の証明方法
スペイン留学を成功させるためには、渡航前にしっかりと費用の見通しを立てることが大切です。
さらに、学生ビザの申請時には「経済能力の証明」が必須となります。ここでは、留学費用の内訳と、必要な証明書類について詳しく解説します。
スペイン留学にかかる主な費用項目
項目 | 目安費用(月額) | 補足 |
---|---|---|
授業料 | €400〜€1,000 | 学校・コースにより大きく異なる |
住居費 | €300〜€600 | ホームステイ、シェア、学生寮など |
食費 | €150〜€300 | 自炊の場合は節約可能 |
通学・交通費 | €30〜€60 | 都市による(定期券など) |
雑費・交際費 | €50〜€150 | お小遣い・交友費など |
医療保険 | €40〜€70 | 月額換算/留学保険は全額補償が必須 |
合計:月額€1,000〜€2,000前後が目安です。
経済能力の証明に必要な金額と書類
学生ビザの申請には、「スペイン滞在中の生活費を自己負担できること」を証明する必要があります。
その際の基準となるのが、IPREM(Public Multiple Effects Income Indicator)です。
IPREM(Public Multiple Effects Income Indicator)とは
- IPREM(イプレム)とは、「多目的公共収入指標(Indicador Público de Renta de Efectos Múltiples)」の略語
- スペインにおいて補助金や社会保障、ビザ申請などの所得基準を計算するための基準額として用いられている
- IPREMは政府によって毎年金額が更新され、物価や経済状況に応じて調整される
- ビザ取得だけでなく、育児手当や住宅補助、さらには奨学金の受給資格にも影響する
- IPREMの割合
・学生本人:IPREMの100%
・同伴家族(1人目):IPREMの75%
・同伴家族(2人目以降):IPREMの50%
2025年中にスペインへ留学する場合は、以下の金額を保有している証明義務が発生します。
【2025年時点の目安】月額 100% IPREM = 約€600(約97,000円)
証明に使える書類(一部または複数)
- 普通預金・定期預金などの通帳コピー(名義人のページ含む)+原本
- 給与明細や年金記録(直近3ヶ月分)
- 不動産の所有証明
- 経済的支援者(親・配偶者)の証明+戸籍謄本などの関係証明書
学費支払いや入学金の証明書は、「経済能力の証明」にはカウントされません
費用を抑えるコツ・見落としがちな支出
- 滞在先をホームステイではなくシェアアパートにすることで住居費を節約
- スペイン語が話せるようになれば、現地での携帯契約・交通費の節約も可能
- 留学先によっては、昼食込みのプランや学食が格安で利用可能
- 国際送金の手数料や、キャッシュパスポート・Wi-Fiレンタルなど、初期費用も事前に確認
経済証明が足りない時は?
万が一、経済証明額が不足している場合は、家族の支援を証明する方法(扶養者書類)が有効です。
たとえば、親の通帳コピーや給与明細+戸籍謄本で関係性を証明すれば、本人の預金が足りなくても審査に通るケースがあります。
スペイン留学に必要な医療保険とは?【最新ルール対応】
スペイン留学のビザ申請では、医療保険の加入が必須条件となっています。
とくに91日以上滞在する学生には、全額補償・無制限・現地で使用可能な医療保険が必要です。
ここでは、どんな保険が条件を満たすのか、選び方のポイント、信頼できる保険会社について詳しくご紹介します。
スペイン学生ビザに求められる医療保険の条件
スペイン大使館・領事部の規定により、医療保険は以下の条件をすべて満たす必要があります。
条件 | 内容 |
---|---|
補償内容 | 治療費・入院費・医療関連費の全額をカバー |
補償範囲 | スペイン国内での滞在全期間をカバーしていること |
保険会社 | スペイン国内で公的または民間保険業務の許可を受けている会社であること |
言語 | 保険証明書は英語またはスペイン語で発行されていること |
限度額 | 支払限度額が「無制限」であること(最低保証額では不可) |
海外旅行保険(日本の保険会社など)は要件を満たさないケースが多いため注意が必要です。
おすすめの保険会社【提携済み&実績あり】
スペイン留学におすすめの保険会社は、SegurCaixa AdeslasやASISA、DKYなどです。
これらの会社はスペイン国内での保険が充実しており、信頼性が高いでしょう。
ただ、日本語で対応していないため、スペイン語や英語に自信がない場合は、大手保険会社と顧客を直接つなぐ「Innoinsure(イノインシュア)」を利用すると安心です。
Innoinsure(イノインシュア)とは?
- Innoinsure(イノインシュア)は、スペインの大手保険会社「SegurCaixa Adeslas」「ASISA」「DKV」などと提携し、それぞれの公式国際オフィスとして運営されているアライアンス組織です。
- 特に、スペイン留学や移住のためのビザ申請に必要な医療保険の提供に強みがあり、日本語対応のサポートやWEB申込システムも整っているため、スペイン語が苦手な日本人にも利用しやすいのが特徴です。
Innoinsureを利用するメリット
- 複数の大手保険会社(Adeslas、ASISA、DKV)と直接提携
→ 保険の選択肢が豊富で比較・検討しやすい - 保険会社との“直接契約”が可能
→ 仲介業者を通さない分、手続きが簡潔かつ迅速 - 仲介手数料が不要
→ 保険料が割安になるケースがある - 日本語対応のカスタマーサービス&WEB申込
→ スペイン語が苦手でも安心して手続きが可能 - ビザ申請向けの保険に特化した実績と法的知識
→ 留学・移住に必要な要件を満たす保険の提案に強い - 書類発行や手続きがスピーディ
→ メディカルレビューや証明書類の準備が早い
Innoinsureを利用するデメリット
- オンライン手続きが苦手な人にはやや不安
→ 基本的にWEB申し込みが前提なので、PC操作に不慣れだとハードルになることも - 扱う保険会社が限られている
→ 提携していない他の保険会社のプランは対象外 - すべての保険商品が最安とは限らない
→ 提携保険会社内での選択肢に限定されるため、独自で探した方が安い場合もある - カスタマーサービスの質に個人差を感じることがある
→ 担当者によって対応スピードや正確性にばらつきが出る可能性も
Innoinsureの会社情報
会社名 | Innoinsure(イノインシュア) |
設立年 | 2014年(SegurCaixa Adeslas公式オフィスとして開始) |
住所 | Av. de Córdoba, 10, 28026 Madrid (Adeslas) C/ Antonio López, 249, 28041 Madrid (Asisa & DKV) |
電話番号 | +34 61 383 46 40 |
メールアドレス | support@innoinsure.com |
取り扱い保険 | ・ビザ向け医療保険 ・歯科保険 ・傷害保険 ・住宅保険 ・ペット保険 ・企業向け保険 ・団体保険 |
具体的な実績 | ・SegurCaixa Adeslas、ASISA、DKVの公式国際オフィスアライアンスとして運営 ・6,000社以上の企業と提携 ・日本語対応のWEB申込&カスタマーサービスを提供 ・スペインビザ申請に特化した医療保険の提供実績あり |
公式サイトURL | https://jp.innoinsure.com/ |
スペインの保険に関して評判が良いため、選択肢の1つに加えてみてもいいですね
なお、インタースペイン留学センターやe留学スペインでも、これらの保険の加入サポートをオンラインで簡単に申込可能です。
クレジットカード付帯の保険は使えない
クレジットカード付帯の保険は、ほとんどの場合NGです。
- 補償期間が90日までなど制限があるため
- 医療費補償が数百万円程度で「無制限」ではないため
- 証明書にスペイン語表記がないことが多いため
したがって、ビザ申請に使用する保険としては不適格と判断される可能性が高くなります。
保険加入のタイミングと注意点
- ビザ申請時点で保険証明書の原本とコピーが必要
- 証明書にはカバー期間(滞在日数分)が明記されている必要あり
- 学校開始日と保険開始日が一致していると審査がスムーズ
スペイン留学前にやるべき準備リスト【体験談つき】
スペイン留学をスムーズにスタートさせるには、渡航前の準備が9割とも言われます。
ここでは、留学経験者の声も交えながら、出発前にやっておくべきことを一覧でまとめます。
1. パスポートの有効期限を確認・更新
ビザ申請や滞在手続きには、パスポートの有効期限が1年以上残っていることが求められます。
古いパスポートや、ページの空きが2ページ未満の場合は更新を。

ビザ申請の直前にパスポートの有効期限が足りないことに気づき、手続きが1週間遅れました…
(サラマンカ留学・Kさん)
2. ビザ申請書類を早めに準備
- 入学許可証
- 経済能力証明
- 医療保険証明
- 写真や住民票、戸籍謄本など
一部の書類は取得に1〜2週間以上かかることもあるため、出発の4ヶ月前から動き出すのがベストです。
3. 戸籍謄本や住民票などの公的書類の取得
- 経済証明で親族の証明が必要な場合は戸籍謄本
- –住所証明として住民票の写し
これらはスペイン語訳や認証が不要なケースもありますが、不安であれば事前に確認を。
4. スペイン語の基礎学習をスタート!
「行ってから覚える」は非効率です。
最低限のあいさつ・日常会話は、出発前にオンライン講座やアプリで習得しておくのがおすすめです。

初日からホームステイ先で緊張…でも“Mucho gusto(はじめまして)”を言えた瞬間、笑顔が返ってきて安心しました!
(セビージャ留学・Yさん)
5. 航空券の予約と保険期間の整合性チェック
保険証明書には出発日から帰国日までの期間が明記されている必要があります。
– 90日ちょうどの滞在でも、出発日や時差の関係で「91日」とみなされることがあるので注意しましょう。
6. 現地生活のイメージを具体化する
事前に住居の写真や間取りを確認しておくと安心です。
とくに、ホームステイやピソの場合は、洗濯機・シャワー・Wi-Fiの使用ルールなどをチェックしましょう。
スペインの物価や気候も把握したいところです
7. 必要に応じて、親の同意書や公証手続きを済ませる(未成年者)
18歳未満の方は、渡航同意書を保護者がスペイン大使館で作成・署名する必要があります。
日程調整が必要になるため、できるだけ早めに確認をしましょう。
荷物は“現地で買えるもの”を見極めて減らす!
スペインはスーパーやドラッグストアも充実しており、歯ブラシやシャンプー、衣類などは現地で購入可能です。
最低限の必需品に絞ることで、手荷物や送料の節約にもつながります。
スペイン留学の現地生活Q&A
スペイン留学が決まったら、気になるのは現地での生活です。
文化や生活スタイルの違いに戸惑うこともありますが、あらかじめ情報を知っておけばスムーズに対応できます。
ここでは、よくある質問形式で、スペインでの生活のリアルをお届けします。
スペインの食事ってどんな感じ?日本食は恋しくなる?
スペインでは1日5食が一般的(朝・軽食・昼・夕方の軽食・夜)。昼食が一番ボリュームが多く、14時ごろに食べるのが主流です。
ホームステイでは、パエリアやトルティージャ(スペイン風オムレツ)などの伝統料理が楽しめますが、味付けが薄いと感じる人も。
日本食が恋しくなったら、大型都市(マドリード、バルセロナ)にはアジア食材店もあり、現地スーパーでもお米や醤油は手に入ります。
電気・洗濯・バスルームはどう違うの?
- 電圧:220V/プラグ:Cタイプ(日本の電化製品は変圧器が必要な場合あり)
- 洗濯は週1〜2回、ホストファミリーに頼む/自分で回すことが多い
- バスルームはシャワーのみの家庭が多く、湯船はあまり浸からない文化

シャワーの時間が長いとホストマザーに注意されたので、事前に“何分くらいがOK?”と聞いておけばよかったです。
(マラガ留学・Nさん)
Wi-Fiやスマホ、ネット環境は?
都市部ではWi-Fiは比較的安定していますが、ホームステイ先では通信速度が遅い場合もあります。
スマホはeSIMやプリペイドSIMが便利で、HolaflyやOrange、Movistarなどが人気です。
ホームステイと学生寮、どっちがいい?
ホームステイ | 学生寮・アパート |
---|---|
家庭の文化を体験できる | 自由な生活スタイル |
食事付きプランが多い | 自炊できて節約になる |
スペイン語の実践機会が多い | 国際色豊かな交流ができる |
語学力を伸ばしたい初心者にはホームステイ、自由度を求める人には寮やシェアアパートがおすすめです。
スペイン人ってフレンドリー?治安は大丈夫?
スペイン人は陽気で話好き、初対面でもフレンドリーな人が多いです。
ただし、プライベートには一線を引く文化もあるので、距離感を大切にしましょう。
治安は概ね良好ですが、スリ・置き引きには要注意です。
特にバルセロナやマドリードなどの大都市では、人混み・地下鉄・観光地での貴重品管理を徹底しましょう。
日本人は珍しい?友達できる?
スペイン留学先では、日本人の割合は少なめです。
特にサラマンカやセビージャなどの地方都市では、日本人は目立ちます。逆にそれが友達づくりのきっかけになることも!
語学学校では、欧米・アジア・中南米からの学生が集まり、英語とスペイン語の両方を使う場面が多いため、国際的な交流が自然に生まれます。
おすすめのスペイン留学エージェント3選【手数料0円も】
スペイン留学を成功させるためには、信頼できる留学エージェントのサポートを受けることが重要です。
エージェントは、学校選び・ビザ申請・保険手配・現地情報の提供などをトータルサポートしてくれる心強い存在です。
ここでは、実績・評判・サポート内容から厳選したおすすめエージェント3社をご紹介します。
e留学スペイン|スペイン専門・年間サポート実績No.1

「e留学スペイン」は、スペイン留学に特化した専門エージェントで、手数料無料で年間2,000人以上のサポート実績を誇ります。
語学留学はもちろん、フラメンコやインターン、サッカー指導者養成など多彩なプランを提供し、日本語対応の無料カウンセリングや各種サポートが充実しています。
特徴
- 年間2,000名以上をサポートするスペイン留学専門エージェント
- 手数料完全0円で、入学手続き・ビザ申請・保険加入まで全サポート
- 無料カウンセリングやスペイン留学マニュアルの無料配布も人気
- 出発1週間前でも対応可能な迅速サポート
- フラメンコ+語学やワイン+語学などのユニークな留学プランが充実
インタースペイン留学センター|公的機関の情報にも強い

インタースペイン留学センターは、スペイン政府機関「インスティトゥト・セルバンテス東京」内にあるスペイン留学専門エージェントです。
DELE対策や医療保険手配、ビザ申請サポートまで対応。手数料無料で、20年超の実績と信頼を持ち、留学目的に応じた丁寧なカウンセリングが魅力です。
特徴
- 東京・セルバンテス文化センター併設のスペイン専門留学窓口
- 大使館との連携情報が豊富で、ビザ関連の最新情報に強い
- スペイン全土の語学学校・大学・インターン先など多様な選択肢
- ビザ申請書類のチェックや翻訳サポートも対応可能
- 医療保険(ASISA、DKV)へのスムーズな加入手続きも可能
- 留学手続き込みは無料、ビザ申請のみの場合は33,000円(税込)
Enforex提携プログラム|複数都市留学におすすめ

Enforex(エンフォレックス)は1989年創立のスペイン語教育機関で、スペインおよびラテンアメリカに40以上の校舎を展開しています。
多彩なスペイン語コースと国際サマーキャンプを提供し、複数都市での学習やDELE試験対策、マンツーマン授業など柔軟な学び方が可能で、全レベルに対応している国際的評価も高い学校です。
特徴
- スペイン全国にキャンパスを持つ大手語学学校グループENFOREX
- 専用の留学エージェントを通じて都市を移動しながら学べるプログラムを提供
- マドリード+バルセロナ+バレンシアなどマルチロケーション留学が可能
- 授業の質が高く、インスティトゥート・セルバンテス認定校
- 少人数制クラスやアクティビティも充実
✔ エージェント選びのポイント
- 手数料の有無(無料サポートか、有料で書類代行ありか)
- ビザ・保険・航空券・住まいまで対応しているか
- 現地にスタッフや緊急連絡窓口があるか
- 過去の実績や口コミ、サポート範囲
初めての留学で不安が多い場合は、「無料カウンセリング」や「留学説明会」からスタートするのもおすすめです。
スペイン留学を成功させるカギは「早めの準備」と「正確な情報」
スペイン留学は、語学力だけでなく、自分の視野や人生の可能性を大きく広げてくれる素晴らしい経験です。
しかし、ビザ申請・保険加入・経済証明など、乗り越えるべき準備のハードルも多いのが現実。
だからこそ大切なのは、「早めの準備」と「信頼できる情報源」を持つことです。
スペイン留学を成功させる3つのステップ
- 正しい情報を集める
・ビザ要件、書類、保険、費用など、公式情報や信頼できるエージェントを活用 - スケジュールを逆算して行動する
・出発4〜5ヶ月前から準備開始が理想
・書類取得や予約が必要な手続きは特に前倒しで - 一人で抱え込まず、サポートを活用する
・無料カウンセリングやサポート付きエージェントを活用すれば、初めてでも安心
しっかりと準備して、有意義なスペイン留学にしてくださいね
以上です。