スペイン語のあれこれ

アルゼンチンとメキシコ出身の歌手8選!スパニッシュに慣れたい方におすすめ

中南米において、日本人旅行者や留学生が多い国として知られるアルゼンチンとメキシコですが、音楽の幅も広いことも特徴です。

この記事では、そんな2ヵ国でおすすめの歌手やバンドを独断と偏見で紹介していきます。

スパニッシュの音楽を探す参考にしてみて下さいね。

この記事でわかること

  • アルゼンチン、メキシコ出身の歌手やバンドのプロフィール
  • それぞれのおすすめ曲を動画で紹介

アルゼンチン

Natalia Doco(ナタリア・ドコ)

  • 1982年9月生まれ
  • ブエノス・アイレス出身
  • 中南米のフォークロアな楽曲が中心
  • 現在はフランス・パリ在住が使われる

Natalia Doco は、ブエノス・アイレス出身のシンガーソングライターです。

彼女のキャリアは、バーで歌ったり演奏したりするところからスタートしました。

オーディションなども受けましたが中々芽が出なかったため、メキシコに渡り「歌」を学びなおします。

その後、ヨーロッパ旅行中に出会った男性と結婚し、2011年からパリを拠点として音楽活動を続けています。

異国情緒漂う楽曲を数多くリリースしています

Mercedes Sosa(メルセデス・ソーサ)

  • 出生名は Haydeé Mercedes Sosa
  • 1935年7月生まれ
  • サン・ミゲル・デ・トゥクマン出身
  • フォークロアの歌い手

Mercedes Sosa は、アルゼンチンを代表するフォークロアの歌い手です。

幼少期から民謡を嗜み、15歳のときにラジオ局主催のコンテストで優勝します。

その後、ブエノスアイレスでさまざまな仕事をしたのち、30歳で歌手として本格的なキャリアが始まりました。

1982年に軍事政権が倒れると同時に、当時、亡命していたヨーロッパから帰国し、ラテンアメリカ中の音楽に注力します。

日本でも1975年と1977年にコンサートを行うなど、我々日本人にもなじみ深い歌手と言えるでしょう。

2009年10月、多臓器不全のため74歳で亡くなりました。

彼女は楽器演奏や作詞作曲を一切行わず、生涯「歌手」として生きたと言われています

Dread Mar I(ドレッド・マール・I)

  • 本名はMariano Javier Castro
  • 1978年1月生まれ
  • Quequén(ケケン)出身
  • レゲエ、スカ、レゲエロックがメイン

Dread Mar Iは、アルゼンチン出身のレゲエ歌手として知られています。

はじめは、「レゲエ・メッセンジャーズ」のリードシンガーとして活躍し、その3年後に「Dread Mar-I」と改名しました。

自身のバンドを結成したのちに発表した「Tú sin mí」は、Youtubeで5億5千万回視聴され(2020年8月まで)、これはアルゼンチン出身のアーティストで最高の記録とされています。

彼の歌声は情熱的で、レゲエに興味がない人にも響く楽曲ばかりです

Bandalos Chinos(バンダロス・チノス)

  • 2009年、ブエノスアイレスで結成
  • メンバー
    - Gregorio "Goyo" Degano (ボーカル)
    - Salvador Colombio(シンセサイザー)
    - Tomás Verduga(ギター、コーラス)
    - Matías Verduga(ドラム、パーカス)
    - Iñaki Colombo(ギター、シンセサイザー)
    - Nicolás Rodríguez del Pozo(ベース)
  • インディーポップ、シンセポップ、ソフトロック

Bandalos Chinos は、ブエノスアイレス出身の6人組バンドです。

ボーカルの Gregorio とシンセサイザーの Iñaki はともにプレーしており、高校卒業となる2009年に Bandalos Chinos を結成しました。

彼らが注目されたのは、2018年にリリースされた「BACH」で、インディーシーンで最も成功したと言われています。

その活躍はアルゼンチン国内のみだけでなく、中南米、果てはスペインにも及んでいます。

音楽のノリの良さと聞きやすい歌声が程よいですね

メキシコ

Natalia Lafourcade(ナタリア・ラフォルカデ)

  • 本名は María Natalia Lafourcade Silva
  • 1984年2月生まれ、メキシコシティ出身
  • フォークロア
  • ラテングラミー賞など、多数の受賞歴

Natalia Lafourcade は、メキシコシティ出身のシンガーソングライターです。

彼女の父親はクラベニスト(昔のピアノ)、母親は音楽療法を考案した人物であったため、幼少期から音楽に触れていました。

10歳のときにマリアッチ楽団(メキシコの伝統的な楽団形式)でヴォーカルを担当し、はじめての作曲が17歳、その翌年には映画「アマール・デ・デュエレ」の主題歌を歌い、世に知られようになります。

当初はダンスミュージックやR&Bなどが主流でしたが、徐々に民族音楽を取り入れるようになり、いまのスタイルに辿りつきました。

2003年に初来日し、ライブやメディア出演なども行っています。

音楽の幅の広さと、聞き取りやすいスペイン語が素敵です

Frankie J(フランキー・ジェイ)

  • 本名は Francisco Javier Bautista Jr.
  • 1975年12月生まれ、ティファナ出身
  • 1993年から活動開始
  • R&B、pop、Latin pop

Franky J は、ティファナで生まれて間もなく、アメリカのサンディエゴで育ちました。

幼いころから、ラテンミュージックとアーバンミュージックの両方を聴いていたため、彼の楽曲はそれらの要素を含んでいるものが多いです。

元々、「Kumbia Kings」というグループで活動していましたが、2003年からはソロ活動をスタートさせました。

2005年にリリースされた「THE ONE」を皮切りに、数々のヒット曲を連発しているアーティストです。

英語とスペイン語の聴き比べが面白いですよ

Reik(レイク)

  • バハカリフォルニア州出身の3人組のバンド
  • 2003年結成
  • ラテン・ミュージック、レゲトン、etc.
  • メンバー
    - Jesús Navarro(ボーカル、ピアノ)
    - Julio Ramiréz(ギター、ベース)
    - Bibi Marín(ギター、ドラム)

Reikは、ラテングラミー賞を受賞しているバハカリフォルニア州出身のバンドです。

はじめは、ボーカルのヘススとギターのフリオのみで活動していましたが、2004年にドラムのビビが加入し、本格的なキャリアをスタートさせました。

2008年にリリースした「Un día más」が、2009年のラテングラミー賞の獲得につながり、以後、海外アーティストやバンドとの合作も増えていきます。

2018年以降はレゲトンやラテンポップの楽曲をリリースしていますが、現在でもさまざまな音楽の可能性を探っているバンドです。

個人的にはしっとりとしたバラードが好きですね

まとめ

この記事では、アルゼンチンとメキシコの歌手やバンドを紹介しました。

アルゼンチンは、チャカレーラやサンバ、チャマメといったフォークロアがあり、メキシコにはビウエラやギタロンを編成に加えたマリアッチが有名です。

これらの民族音楽を現代に取り入れているアーティストは多く、日本人からすると新鮮に聞こえるでしょう。

個人的には、この2ヵ国のスペイン語は聴き取りやすいため、リスニングの練習としても聞いています。

たくさん聞いて、スパニッシュの発音に慣れたいところですね

以上です。

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