勉強したいけど集中力が続かないときってありますよね?
僕は勉強が長続きしないタチなので、持続して勉強できる方法がないかと探していました。
人から教えてもらったりネットで調べたりして実践した結果、いくつか成果があった方法があったので共有していきますね。
実際に集中力が上がったと実感できたものを中心にお伝えします。
集中力が続かない6つの原因とは?
集中力が続かない原因を調べたところ、おもに6つの要因がありました。
それは、身の回りの環境だったり身体的な問題であったりします。
集中しずらい環境を作っている
集中したくてもできない原因は、勉強している環境にあります。
勉強しているときに視界に入ると、ついSNSやネットを利用したくなりますよね。
勉強する環境が整っていないと、目の前の作業に集中できません。
勉強するレベルが高すぎる
取り組んでいる勉強のレベルが高いと心が折れます。
勉強し始めたときは気にしないのですが、わからない単語や表現が頻出されると億劫になってきますね。
わからない単語や文法を調べるばかりで、いまやるべきことが疎かになってしまいます。
その状態を繰り返していると、何の勉強をしているのか曖昧になりがちで集中力が続きません。
どこかしらの体調が優れない
風邪をひいていたり睡眠不足だったりすると、集中力は長続きしません。
不調は、心身を休めるサインと言われています。
その状態で勉強しても、ただの作業としかならないでしょう。
集中できる時間の限界を超えている
人間はロボットではないため、同じ作業を永遠に続けることは不可能です。
集中力を司るヒトの脳は、途中で休憩を入れたり気分転換をしたりしないと、活動が鈍くなります。
休憩なしで映画を観ていると、頭がボーっとしてきますよね。
何事も、長時間ぶっ続けて取り組むと逆効果です。
集中力を維持するための栄養素が足りていない
脳を活動させるには、エネルギーが必要です。
おもなエネルギー源はブドウ糖とされており、ダイエットによる糖質制限などでブドウ糖が不足すると、脳機能の低下から集中力が維持しにくくなります。また、糖分をエネルギーに変換するビタミンB1が不足してもいけません。
栄養を考えた食生活を心がけましょう。
目標がブレている
「何のために勉強しているか」が曖昧だとモチベーションの維持が難しくなります。
目標が明確になっていれば、身体が疲れていようが心が怠けていようが目の前のことに取り組めます。たとえ100%の力が発揮できなくても、70%で勉強できるでしょう。
集中力を保つためにも、具体的な目標を掲げておくといいですね。
集中力をアップさせる効果的な方法8つ
日々の勉強には、集中して取り組みたいものですよね。
同じ時間を費やすのであれば、効率的におぼえる方が何倍もお得です。
ここでは、集中力を上げる効果的な方法を8つ紹介します。
ToDoリストを作る
ToDoリストとは、やるべきことを書き出したリストのことであり、ビジネスシーンにおいて作業効率を上げるために使われている手法です。
ToDoリストを作ると時間効率が良くなり、生活にメリハリが生まれるメリットもあります。
計画的に行うことで、学習の習慣化にも一役買いますよ。
気が散ってしまう要素を身近に置かない
自分の視界から気が散ってしまうもの外すことで、集中力の維持につながります。
気軽にエンターテインメントを楽しめるこの時代は、上記で触れたスマホに加え、マンガやテレビ、パソコンなどの魅力がいっぱいです。
この誘惑は抗いがたいものであり、ぼくも気が付けば手を伸ばしてしまいます。
それらを視界から外したり手の届かない場所に置くことで、勉強に集中しやすくなり、学習効率が格段に上がるでしょう。
一度に長時間勉強しない
最近の研究では一度に長時間勉強するよりも、休憩をはさみながら短時間づつ勉強する方が効率的との結果が明らかになっています。
・生徒A・・・60分休みなし
→生徒Bの方が良い成績を得た。
・生徒B・・・15分おきに小休止
また、1987年に考案された「ポモドーロ・テクニック」も同様に、25分ごとに5分の休憩をはさむと、勉強や仕事の効率に良い影響を与えることがわかっています。
自身の集中力の限界に合わせて小休止をとりましょう。
勉強が飽きないように工夫する
同じような勉強を継続していると飽きてくるため、普段の勉強方法に少し工夫を加えると長続きします。
すぐに取り組める例として、勉強する方法を変えたりゲーム感覚で勉強したりすることが挙げられます。また、勉強内容を変えることもモチベーションの維持につながるでしょう。
僕はSNSやYoutubeで学んだ内容をアウトトップしています。
復習しながら色んな人とつながれるので、一石二鳥ですよ。
勉強するタイミングを見極める
食事と勉強のタイミングを計算することで、集中して勉強に臨めます。
脳の働きに影響する血糖値は、食後に上昇したあと約2時間で戻ると言われています。血糖値の変動が大きくなり、消化器官が働くと眠気に襲われるため、集中力を保つことが難しくなります。
個人差はありますが、食後すぐに勉強するのは避けた方がいいですね。
趣味に没頭する
いわゆる気分転換です。
人間の集中力には限界があります。短時間づつ勉強しても、勉強そのものに飽きてしまうでしょう。そんなときは、趣味に没頭すると頭と心がリラックスできます。
できれば目を酷使しないものが望ましいです。とくにスマホやパソコンなどは、余計に疲れが溜まりやすくなるため、逆効果になりやすいでしょう。
少しでも身体を動かせば、脳の疲れが軽くなりますよ。
違う環境で勉強する
普段、自宅で勉強している方は、場所を変えるだけでも効果的です。
受験生を対象にした実験では、脳は勉強する環境に影響を受けることがわかっています。1年中同じ場所で勉強するよりも、そのときの気分で場所を変えた方が脳が活性化し、集中力の向上につながります。
いつもと違う環境だと、読書や勉強は捗りますよね。
勉強する時間帯を変える
おそらく仕事や家事をされている方は、ひと段落する夜に勉強する場合がほとんどではないでしょうか。
人間の脳は、太陽光を浴びることで精神を安定させるセロトニンが分泌されやすくなります。
そのため、語学は夜に取り組むより、朝に勉強すると効率が上がります。
たとえば朝は単語だけおぼえて、夜は文法を学ぶという形もアリですね。
心身の状態と集中力は深い関係にある
ここまでは集中力を高める方法を紹介しました。
しかし、なんだかんだ言っても身体が資本であるため、疲れたらまず休むことがベストです。
休息と集中力の関係について、紹介します。
疲れたら休む
疲れを感じたら少し休むといいでしょう。
パワーナップ(積極的仮眠)と呼ばれる習慣によって、脳のパフォーマンスを向上させることが科学的に明らかになっています。
人間は午前2~4時と午後の14~16時に自然と眠くなるように出来ています。昼寝は生理学的にも推奨されており、その効果は夜の睡眠の3倍とされています。
PHILIPS
パワーナップの科学的効果を実証したのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)。1995年頃からNASA Napsという睡眠研究を行っており、その実証実験では昼に26分間の仮眠で、認知能力が34%、注意力は54%も向上しました。
昼間に勉強するときは、20分ほど仮眠をするといいですね。
GoogleやNIKEなどの世界的企業でも取り入れられています。
睡眠のリズムを整える
睡眠のリズムを整えることで、集中力に良い影響を及ぼします。
睡眠の乱れは、ノンレム睡眠に入れない状態が続くことで起こります。
ノンレム睡眠中は、脳の疲労物質を排泄する時間であり、深い眠りができないと疲れが蓄積されたままになってしまいます。
睡眠のリズムを整えることで脳内環境が良くなり、集中力だけでなく記憶力の向上にもつながっていきます。
寝起きのダルさだったり寝つきが悪い方は、ぐっすり眠れる環境や習慣をつくることから始めるといいですね
ケアを怠らない
勉強に集中していると、肩や首まわりが疲労してきます。
休憩時間に身体をほぐしたりツボを刺激してあげると、集中力の維持につながります。同時に目のまわりの筋肉もケアしてあげると、疲労の残り方が軽減されます。
思っている以上に筋肉がバキバキになっているので、身体を動かして血行を良くするとスッキリしますよ
集中力を高めて勉強に臨もう
今回は集中力が続かない原因と持続させる方法について書きました。
自身に思い当たる原因さえわかってしまえば、改善することで効率の良い勉強が可能になります。
スペイン語の勉強の際には、集中力を発揮できる環境で臨みましょう。
以上です。