
スペイン語の色はたくさん種類があるため「この色はなんだっけ?」と忘れちゃうことがよくあります。
この記事では、スペイン語の49種類の色をトーン別に紹介、併せて熟語や慣用句や色を表現する際のルールも解説しています。
本記事を最後まで読むことで、日常生活で使う色はすべてカバーできるようになるでしょう。
スペイン語の色に興味がある方は、是非、目を通してみてください。
スペイン語の色の名前
スペイン語の色の名前をトーン別に紹介します。
なお、色彩に関しては素人なので、色の分け方については多めにみてやって下さいね。
黒・白系

黒・白系の熟語や慣用句
- humor negro
-ブラックユーモア、ブラックジョーク - ponerse negro
-イラつく - quedarse en blanco
-頭が真っ白になる - en blanco
-なにも書いてない
黒はネガティブな表現が多いですね
青系

青系の熟語や慣用句
- sangre azul
-王族 - un príncipe azul
-理想の男性
緑系

緑系の熟語や慣用句
- estar verde
-未熟である - dar luz verde a ~
-~にゴーサインをだす - poner verde a + 人
-人の悪口を言う - chiste verde
-下ネタのジョークul
-理想の男性
茶系

茶系の熟語や慣用句
- comerse un marrón
-望んでいない仕事を引き受けること、割を食う
茶色は「marrón」でも「café」でも大丈夫ですよ
赤・ピンク系

赤・ピンク系の熟語や慣用句
- estar en números rojos
-赤字である - ponerse rojo de ira
-怒りで顔が赤くなる - estar como una rosa
-健康でいる - ver la vida de color de rosa
-人生は上手くいく、楽観視する
赤ワインは「vino tinto」です
紫系

紫系の熟語や慣用句
- ponerse morado
-たくさん食べる、満腹になる
黄・橙系

黄・橙系の熟語や慣用句
- prensa amarilla
-低俗な雑誌、ゴシップ雑誌 - media naranja
-理想の恋人
スペイン語の色の表現方法
スペイン語の色は、名詞(青色)と形容詞(青色の~)で使い方が変わります。
名詞で使う場合
スペイン語の色を名詞で使う場合は、男性の冠詞「el」をつけます。
「青色」と表現したいときは「el color azul」となります。
形容詞で使う場合
スペイン語の色を形容詞で使う場合は、名詞の後ろに置く点と性数変化をする点に注意しましょう。
色の形容詞は名詞の後ろに置く
- un coche rojo-1台の赤い車
(名詞 + 形容詞)
・名詞にかかる場合は名詞の後ろに置く - el coche es rojo.-その車は赤い。
(名詞 + 動詞 + 形容詞)
・述語として使う場合は動詞の後ろに置く
使う名詞や表現方法によっては前に置くこともあるが、色に関しては名詞の後ろでOK!
形容詞は名詞によって形が変わる(性数変化)
- un coche rojo-1台の赤い車
・cocheは男性名詞だから「rojo」となる - Una flores roja-1つの赤い花
・florは女性名詞だから「roja」となる - los coches rojos-それらの赤い車
・「los」のような定冠詞でも形容詞は性数変化する
・名詞が複数形だったら、形容詞も複数形にする
verdeなど、一部変化しない色もあります
スペイン語の色の名前を忘れたときは・・・?
スペイン語の名前が咄嗟に出てこないときは「claro(明るい)」か「oscuro(暗い)」を用いることで相手に伝わります。
たとえば、「水色=celeste」がどうしても出てこない場合は「azul claro(薄い青)」でおおよそわかります。
また「ネイビー=azul marino」では「azul osucro(濃い青)」で相手は理解してくれるでしょう。
濃さが関係ない色は難しいですが、よく使う色さえ把握しておけば乗り切れる場合が大半です。
色で迷ったら「色 + claro o oscuro」を思い出してみて下さい。
スペイン語の色のまとめ
この記事では、スペイン語の色の表現について解説しました。
日本では伝統色だけで465色もあり、そのすべてをスペイン語で表すのは至難の業です。
色彩のプロでもなければ、大まかな色合いだけで十分に伝わるでしょう。
わかる範囲で使っていきたいですね<
以上です。